学生時代には、寮に住んだことがある人は少なくないかもしれませんが、社会人になってからも寮はあります。すべての会社にあるわけではありませんが、ある程度大きな会社や福利厚生がしっかりしている会社は、完備されているところが多いようです。
もし入居するとなれば、ある程度事前に知識を持っていることが必要になります。学生で過去に住んでいた人であれば、集団で生活するイメージがあるのではないでしょうか。
実は、大きく分けて2つのパターンがあります。1つは、集団で生活するような形のものです。例えば、5階建ての鉄筋コンクリートの建物に、60人ほどが住めるようになっている建物などがこれにあたります。1人6畳の程度の部屋が与えられ、食堂があり、共同の入浴所があります。これが一般的なイメージではないでしょうか。
これに対して、小さな会社などは、個別に賃貸物件を借りて、そこを寮とします。それほど独身の人がいなかったり新入社員がいない場合には、そのような形をとっていることが多くなります。物件については、最初から選べる場合もあれば、すでに固定されている場合もありますので注意が必要です。
実際にそこで住むことになれば、集団のところであっても個別のとこであっても、事前準備が必要です。集団の場所では、テレビや冷蔵庫などがすでに備えつけてあったりしますので、わざわざ持ち込む必要がありません。個別のところであれば、賃貸住宅を新しく借りるのと同じになり、自分で必要なものをすべて用意することが必要です。